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展示会の出展位置はどこがいい?人通りの多いエリアの選び方

展示会に出展する中で、人通りに違和感を感じたことはありませんか?同じ展示会・同じ小間サイズでも、位置によってブース前の通行量は大きく変わります。出展位置は一度決まると動かせないため、申込前に「どの位置を希望するか」「希望が通らなかったらどう挽回するか」まで考えておくのがおすすめです。この記事では、会場図面の読み方から、主催者への希望の伝え方まで具体的に解説します。

出展位置が成果に効く理由

来場者は会場のすべての通路を均等に歩くわけではありません。入口からセミナー会場・大手ブース・休憩スペースへ向かう動線に人は集中し、行き止まりの通路や会場の奥には流れがまばらになりがちです。ブース前の通行量はリード獲得に繋がるので、どの位置に出展するかは、とても大切な視点なのです。

展示会会場の俯瞰図。下中央の入口から奥へ伸びるメイン通路と、セミナー会場へ向かう横の通路に主要動線が描かれ、動線沿いの小間ブロックが「人通りが太くなりやすい位置」、搬入口横の奥や行き止まり通路沿いが「流れが細くなりやすい位置」として色分けされている。通路の交差点に面する角は角小間として視認性が高い
会場内の人流の典型パターン。入口・セミナー会場・大手ブースの位置が分かれば、人が歩く道はおおよそ予測できる。

人通りが多い傾向にある位置

  • 入口付近・メイン通路沿い来場者全員が最初に通るエリア。ただし入口直後は「まだ歩くモード」で素通りされやすい面もあるので注意
  • 角小間(2面以上が通路に接する)視認性が高く、入りやすい。同じ面積でも壁付きの小間より接触機会が増える傾向にあります
  • 大手・有名企業ブースの周辺集客力のあるブースが人の流れを作ってくれます。前回の出展社リストと会場図で大手の定位置を確認しておきましょう
  • セミナー会場・休憩スペースへの動線上セミナーの前後は人が一斉に移動するため、流れで集客できたり、時間帯によって通行量が見込めます

注意したい位置と、図面の読み方

  • 行き止まりの通路目的を持った来場者しか到達しません
  • 会場の四隅・最奥入口から遠いほど到達率は下がります
  • 柱の陰・天井高が低いエリア遠くからブースが見えず、サインの効果が落ちます
  • 搬入口・非常口の付近人の流れが素通りになりやすい位置です

会場図面を受け取ったら、次の手順でそれぞれの位置を確認しましょう。①入口・セミナー会場・休憩スペースに印を付ける、②入口から各目的地への最短経路を線で引く(これが主要動線)、③候補小間がその線に接しているかを確認する。余力があれば、前回のリストの両隣と向かいの出展社を確認しておきましょう。集客の良い位置は、同じ企業が再度確保するケースが高くなります。

初開催でない展示会なら、前回の会場図と出展社リストが主催者サイトに残っていることが多く、これが最良の資料になります。

開放面で変わる「入りやすさ」— 角小間の価値

小間は通路に接する面(開放面)の数で呼び方が変わります。開放面が多いほど遠くからでも目に留まりやすく、心理的にも立ち寄りやすくなります。

小間の開放面タイプの図解。1面開放(標準小間)、2面開放(角小間)、3面開放(半島型)、4面開放(島小間)の4種類を上から見た図で示し、開放面が多いほど視認性・立ち寄りやすさが上がる(出展料も上がる傾向)ことを矢印で示している
開放面のタイプ。角小間の指定に追加料金がかかるか、抽選かは主催者によって異なる。

1小間だけの出展でも、通路の交差点に面する角が取れると体感の通行量は大きく変わります。角小間の指定方法(先着・追加料金・抽選)は展示会ごとに違うため、申込前に出展案内で確認しておきましょう。

小間位置はいつ・どう決まるか — 希望の出し方

小間位置の決まり方は主催者によって異なりますが、「申込順」「出展規模(小間数)順」「主催者による調整」の組み合わせが一般的です。共通して言えるのは、申込が早いほど選択肢が多いこと。出展を決めたら申込を先延ばしにしない、というだけで位置の条件は大きく改善します。希望を出せる場合は、位置だけでなく理由も添えると調整してもらいやすくなります。

主催者への希望の伝え方(申込時メールの文例)

小間位置について、以下の順で希望をお伝えします。 第1希望:メイン通路沿いの角小間(実機デモを通路側に向けて設置するため、2面開放を希望します) 第2希望:セミナー会場への動線沿い(来場対象が弊社ターゲットと重なるセッションが多いため) 第3希望:入口付近の通路沿い 避けたい位置:搬入口付近・行き止まり通路(実機の性質上、通行量を重視しています)

位置に恵まれなかったときの挽回策

位置が決まった後にできることも多くあります。位置が良くないと分かっているなら、その分を事前集客と目を惹くブースで調整しましょう。

  • 事前アポで「指名来訪」を作る位置に関係なく来てもらえる来場者を展示会前に確保します。招待状・案内メールに小間番号と会場図は必ず載せる
  • 高さのあるサインや照明などで遠くから見せる通路の先からでも見つけやすい目印を作りましょう(高さ制限は主催者マニュアルで確認)
  • キャッチコピーを課題訴求にする通行量が少ない場合は、通った一人ひとりの足を止める率を上げるための設計が効きます
  • セミナー登壇・スポンサーメニューの活用会場内の別の場所で接点を作り、ブースへ誘導しましょう
  • 当日の案内表示を工夫する「〇〇のデモは奥の通路です」と主要動線側で配布・掲示できるオプションがないか主催者に確認しましょう

よくある質問

角小間の追加料金は払う価値がありますか?

実機デモや体験型の展示など「見えること」が集客の起点になる出展では、開放面が増える効果は大きく、検討する価値があります。逆に商談中心で事前アポが集客の主軸なら、角小間より事前集客に予算を回すほうが合理的です。自社の集客がどちら型かで判断してください。

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