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展示会後のフォローメールはいつ・何を送る?タイミングと文面の型

展示会の成果は会期中ではなく、会期後のフォローで確定します。来場者は数十のブースを回っており、時間が経つほど「どのブースで何を話したか」は記憶から消えていきます。この記事では、フォローのタイミングの目安と、そのまま使えるメール文面の型、営業への引き渡しルールを整理します。

フォローの遅れは成果をそのまま消す

会期後のフォローが1ヶ月後になれば、来場者にとって自社は「どこかのブースのひとつ」です。競合も同じ来場者にフォローをかけていることを考えると、フォローの速さはそのまま商談の獲得率に効きます。速く動くための鍵は会期後の頑張りではなく、会期前の準備です。お礼メールの雛形とランク別のフォロー手順を会期前に作っておけば、会期後は宛先を流し込むだけで動けます。

タイミングの目安

展示会後のフォロータイムライン図。会期最終日から1〜3営業日で全員にお礼メール(件名に展示会名を入れ、資料リンクを1つ添える)、1週間以内にAランクへ担当営業から個別連絡して商談・訪問の日程を打診、2週間以内にBランクへヒアリングした課題に対応する事例を個別送付、それ以降はCランクをメルマガ・セミナー案内で育成して検討開始の合図を待つ
ランク別フォローのタイムライン(目安)。ランクの定義はリード獲得の記事を参照。
  1. 1〜3営業日

    お礼メールを全員に送る

    来場への御礼と、ブースで紹介した内容の資料リンクを送ります。ここはスピード優先で、全リード一斉で構いません。

  2. 1週間以内

    Aランクへ担当営業から個別連絡

    ブースで話した課題に触れながら、商談・訪問・オンラインデモの日程を打診します。会期中に次アポまで取れている場合は、その確認と準備を進めます。

  3. 2週間以内

    Bランクへ課題別の資料・事例を送付

    ヒアリングした課題に対応する事例や資料を添えて個別に送ります。返信があった相手はAランク相当として営業に引き継ぎます。

  4. それ以降

    Cランクは継続接点に乗せる

    メールマガジンやセミナー案内など、定期的な接点で育成します。検討が動き出したタイミングを逃さないための仕組みです。

お礼メールの型 — 全文例つき

  • 件名に展示会名を入れる来場者の受信箱は会期後、出展社からのメールで埋まります。どの接点かが件名で分かることが開封の条件です
  • ブースの文脈に触れる一斉送信でも「ブースでは〇〇のデモをご覧いただきました」と当日の記憶を呼び起こす一文を入れます
  • 資料リンクを1つ付ける添付の山より、紹介した内容がまとまった資料へのリンク1つのほうが読まれます
  • 次のアクションは1つに絞る商談打診・資料DL・セミナー案内を全部並べない。ランクに合わせて1つだけ提示します

お礼メール全文の例(全員向け・一斉送信)

件名:【〇〇展】ご来場ありがとうございました(ご紹介資料) 先日は〇〇展の弊社ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。 株式会社□□の山田です。 ブースでは、検査工程の目視チェックを自動化する△△の実機デモをご覧いただきました。 当日ご紹介した内容と導入事例を、こちらの資料にまとめています。 ▼ご紹介資料(会期限定の内容を含みます) https://(資料リンク) ご質問や「自社の場合はどうか」のご相談は、このメールへの返信で承ります。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

Aランク個別メールの例(担当営業から・1週間以内)

件名:【〇〇展の御礼】検査工程の工数削減の件 △△株式会社 ◇◇様 〇〇展のブースでお話を伺いました、□□の山田です。 検査工程お2人分の工数と、9月の稟議に向けたご比較のお話、大変参考になりました。 ご覧いただいたデモを、◇◇様の実際の検査対象で試せる形でご用意できます。 来週ですと 7/1(水)15:00〜 または 7/3(金)10:00〜 はいかがでしょうか。 オンラインで30分、貴社の条件での精度と概算費用までお持ちします。

営業への引き渡しルールを決めておく

マーケティング部門がリードを集め、営業部門がフォローする体制の場合、「いつまでに・誰が・どのランクを・どう動くか」を会期前に合意しておかないと、リードは共有フォルダの中で古びていきます。最低限、Aランクの担当割り当ては会期最終日の終礼で決め、フォロー結果(連絡した・商談化した・反応なし)を記録する場所を揃えておきます。この記録が、後の効果測定の材料になります。

やってはいけないフォロー

  • 全員に同じ売り込みメール情報収集段階の相手への商談打診は、配信停止と印象悪化を招くだけです
  • 電話だけで押す会話の記録がないまま架電しても「どちら様でしたか」から始まります。メールで文脈を再現してからのほうが通ります
  • 1ヶ月放置してからのまとめ送信記憶が消えた後のフォローは新規開拓と同じコストになります
  • フォロー結果を記録しない次回出展の費用対効果が測れなくなります

よくある質問

お礼メールは会期最終日に送ってもいいですか?

問題ありません。速いほど記憶が新しく、開封されやすくなります。会期前に雛形とリードの取り込みフローを用意しておけば、最終日の夜〜翌営業日の送信は十分実現できます。

お礼メールの開封率が低い場合、何を見直すべきですか?

まず件名です。展示会名が入っているか、社名だけの件名になっていないかを確認します。次に送信タイミングで、会期後1週間を過ぎると開封率は落ちていきます。文面よりも「件名と速さ」が開封率のほとんどを決めます。

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